ホワイトニング
薬液を使って黄ばんだ歯の表面を漂白し、色素を脱色して白くすることをいいます。
一般的には漂白とは言わずに、歯の本来の白さを取り戻すことも、ホワイトニング効果と言っているように感じます。
しかし、それは言葉の使い方を間違っています。
薬液であるホワイトニング剤の効き目は？
オフィスホワイトニング（医院内施術）では薬液が濃いもので短時間で漂白、脱色し、ホームホワイトニング（家、自宅施術）では薬液の濃度の薄いもので長い時間かけて漂白、脱色して施術します。
歯の黄ばみが、外因性（体外から口に入った物が原因）による場合は、歯の表面に付いた色素を脱色すればよいのですが、内因性（体内体質が原因）による場合は、歯の内部の象牙質まで色が付いていると考えられ、ホワイトニング剤を中まで浸透させる必要があります。
どちらにせよ、歯に付いている色素をホワイトニング剤で脱色して白い歯にする必要があります。
薬液であるホワイトニング剤による施術は、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングの二通りがあります。
どちらにしても歯科医院や歯科クリニックを訪れ診察を受ける必要があります。
オフィスホワイトニングは、医院やクリニックで施術を行い、
ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングの施術の続きを家、自宅で医師の指導の下、行うものです。
オフィスホワイトニングは、
歯に薬液を塗り、光を照射して歯を白くします。
よって、その日のうちに白い歯が手に入るので、白くなった実感があります。
ホームホワイトニングは、
マウスピースに薬液を付け、それをご自身の歯に密着させることで、少しずつ脱色して、白い歯になっていきます。
おおよそ１週間に１度くらいの頻度で通院し、医師に確認してもらいながら進めていきます。
よって実際、歯が白くなっても、その実感が湧きにくくなります。
しかし、徐々に白くするので歯への負担も少なくなり、ホームホワイトニングを勧める医師もおられます。
日ごろは忙しく、ホワイトニングのために医院やクリニックに通うことが難しい方もおられると思います。
時間がない、そのような方は、病院ではなく、市販のホワイトニング液体歯磨きを使って、自宅で出来るホワイトニングの方法があります。
