歯は人と喋る時に必ず相手に見られるもので、白いか黄色いかで相手に与える印象も変わってしまいます。
主な原因は喫煙、生活習慣、生まれ付きの遺伝など様々ありますが、正しいケアを行なえば取ることができます。
自分で出来る付着を落とす方法はいろいろありますが、簡単に行なえる方法として、塩で磨く方法があります。
この方法は遥か昔、江戸時代から用いられています。
湯呑みについた茶渋の汚れを落とす方法として、塩を使った洗浄があります。
これはお茶に含まれる物質に塩が効果的といわれており、黄ばみにも同様の効果が得られるのではないかと考えられています。
重曹を使ってうがいをする事も付着を落とすのに効果的です。
やり方は食用の重曹を水に溶かして、口に含んでゆすぐだけです。
慣れるまでは違和感を感じるかもしれませんが、日常生活に取り入れていくことで、すぐに慣れます。
重曹のうがいのメリットは黄ばみだけではなく、口臭の改善、歯槽膿漏の予防など様々な効果が期待できるという事です。
普段、日常生活で行なっているブラシでの歯磨きでも落とすことは十分に可能です。
その際は歯磨き粉の選び方が大切になってきます。
基本的に市販のどの商品でも落とす効果は得られますが、研磨剤が含まれている物で毎日磨いてしまうと付着を落とす際に、一緒に歯の表面のエナメル質まで落としてしまうこともあります。
歯の表面のエナメル質はとても大切な物なので、黄ばみだけを上手に落とすためには研磨剤が含まれていない商品を選ぶ事が好ましいです。
喫煙によってニコチンで黄色くなってしまった人は付着したニコチンを落とさなくてはいけませんが、ニコチンは落とすよりも溶かす方が比較的簡単です。
ハイドロキシアパタイトという成分が含まれている商品で磨く事によって、付着したニコチンを溶かす効果が期待できるので、喫煙をされている人はこの成分が含まれている商品を意識して使うといいでしょう。
その他にはホワイトニングによって落とす方法もあります。
ホワイトニングには、自宅で出来る「ホームホワイトトニング」と、病院で治療をしてもらう「オフィスホワイトニング」の2種類があります。
どちらのホワイトニングも費用と時間は掛かりますが、付着を落とす方法としては最も高い効果が期待できます。
歯への付着を落とした後も油断せず、日頃から予防をする事が大切です。
口の中が乾燥していると汚れが付着しやすくなるので、日頃から水で口をゆすぐなど、口の中の乾燥を防ぐ事も大切です。